社会福祉法人天童福祉厚生会 明幸園・認知症カフェ「Mカフェ」
2019年12月14日 公開セミナー開催レポート
認知症サポーター活動推進講座-②
認知症と診断されても決して”人”は変わるものではない
ふだんは認知症カフェ「Mカフェ」が開催されている明幸園地域交流スペースで、公開セミナーが開催されました。このセミナーは、「認知症サポーター活動推進講座」の2回目として行われたもので、会場に151名の参加者が集まりました。
東北福祉大学総合福祉学部准教授の矢吹知之氏を講師にむかえ、「認知症の早期支援と認知症サポーター」と題した講演は、介護・看護専門職と行政関係者がほぼ半数、残り半数が地域の方々という参加者構成。矢吹先生のお話しは、専門職と一般の方、それぞれに配慮したわかり易いものでした。
専門職や認知症サポーターの皆さんには、認知症サポータ―養成講座を”振り返る”貴重な機会となったことでしょうし、地域・一般の方々には、認知症への理解を深める大切な2時間だったに違いありません。
セミナーでは、認知症への向き合い方を”当事者・介護者”、その両面で学ぶことができました。また、認知症カフェや認知症サポータ―の役割や、”つながりや希望”への期待などが語られていました。
矢吹先生からの感想にもありましたが、参加された皆さんの真剣な姿勢が印象的なセミナーとなりました。地域の皆さんもそのほとんどが熱心にメモをとる方々で、本テーマへの関心の高さがうかがえました。
本講座第3弾が1月18日(土)、最終第4弾が2月15日(土)に予定されていますが、これまでの”熱量”は、新年になっても”冷めない”のではないでしょうか。
2019年12月14日(土)撮影・編集(S)
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